『子供のため』休むことを忘れて辿り着く結末

不登校・親子関係

仕事と育児…、いつも上がってくるテーマです。仕事のし過ぎで、育児の時間が作れない。休日に遊んであげたいけど、家でも仕事をしなくてはいけない。今の時代、仕事と育児の両立はとても難しいと言えるのではないでしょうか?

不登校になると、育児の困難さが跳ね上がってしまう。これは親自身に心労が大きくかかってくるからですよね。自分の価値観との対立、社会のネガティブイメージによるストレス、子供の将来の不安、眼の前の子供への対応…。

不登校になると、子供が常に家にいます。子供自身の生活リズムが崩れてしまうことも、部屋の片付けができなくなること、そのほとんどがやらないのではなくて、【できない】んです。

これは、心のエネルギーが枯渇してしまっているからなんです。つまり、休養が必要なんですよね。

でも、これは親も同じなのです。

子供を支えよう、回復させたいという気持ちはとても素敵なことです。だから完璧を目指してしまう。しかし、親の体力も心のエネルギーも無限ではありません。

親にも休養が必要なんですが、後回しにしてしまうんですよね。

家族関係修復、日勤・夜勤、Wワーク、帰宅後に副業...睡眠時間3~4時間。「子供の為」という想いは凄いです。こんなライフワーク、できてしまうんですよね。結果、心が磨り減り、子供が暴言・暴力を起こす過程に似たような流れが出来ていった。

(ギリギリで表に出さなかったけど…涙)

ある講演家の方に、私がヤバい状況であった事を気付かせて頂いた。自分の姿を鏡で見れていなかったんですよね。今は心が疲弊している時や回復できない時は、休んだり、一人の時間を積極的に作るようにしています。お陰で、子供のことをより分かるようになり、周りの環境も加速するように変わってくれました。

まとめ

不登校での親の心労は計り知れません。そして、『子供のために』という言霊の力は、限界以上の力を発揮させてくれます。でも、この魔法の言葉は体力回復をしてくれません。

寝坊してもいい、インスタント料理でいい、掃除は毎日でなくていい、完璧でなくていいんです。親の笑顔を子供は望んでいる事を忘れないでね。

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