肯定も励ましも沈む顔

肯定 励まし 沈む顔 不登校不登校・親子関係

不登校になると、拒否や否定を込めたメッセージは子供を追い込んでいくのはよくわかります。だから、褒める・肯定が大切と聞きますよね。

「えらいね」「できるいいね」

???反応がいまいちと感じることはありませんか?

 

褒めようとしたり、肯定しようとする言葉が、別のメッセージに変わって届いている事がよくあるんです。そこには、親の不安や期待が見え隠れしているのです。そこに敏感に感じ取られてしまうからなんです。

 

「〇〇ができてえらいね」

→〇〇をしてもらいたかったんだ。これからもずっと…。

「〇〇できるといいね」

→今の自分にはできないで苦しんでいるのに…。

 

「凄いね」「偉いね」:評価している

「まだ大丈夫」「次頑張れば」:指示している

子供の心の状況によって、そんなメッセージを受け取られてしまうんです。

 

そうなんです。子供を励まそうとしたり、支えようとする想いや立ち直ってもらいたい期待が逆に、子供を追い込んでいるなんてことも起きてしまうのんですよね。

 

私も娘の笑顔を回復してもらいたいと想い、励ましたり、ポジティブな言葉かけを意識して使っていましたが、ある時言われたんです。顔が曇って…

「私にそうしてもらいたいということ?なんか嫌だ」

 

私の不安や子どもへの期待、支えたいという愛情…少し肩に力が入りすぎていて、娘の心に寄り添えていなかったんだと反省しました。力を抜いて焦らず、今の子供に「共感」することと「寄り添う」ことにしました。

 

まとめ

不登校になると、心のエネルギーが枯渇して、敏感になっています。励ましてほしい・背中を押してほしいとは思っていないんです。今の崩れかけた心を知ってもらいたい(共感)、休ませてほしい(寄り添う)と思っていますので、ここを大事にしてあげると自ら再び歩み始めますよ。

_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _

その他の投稿:https://www.instagram.com/masaki__otsuka/
_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _

コメント

タイトルとURLをコピーしました