勉強の成績が人生を決めない

不登校・親子関係

『今の学力低下は、心配いらない』

不登校になると、心のエネルギーが枯渇していて、日常生活すらままならない状態になる場合があります。そんな状況で勉強なんてできないのは当たり前ですよね。

でも、親はとても心配してしまいます。学校の勉強についていけなくなる。置いていかれる。将来、きっと苦労する。だから、“勉強だけ”はしておいてほしいと願ってしまいます。

世界学力ランキング(数学・読解力・科学)では、日本の順位並びに獲得平均点も下がってきています。ここには、教育体制がグローバル化に追いついていないことや、家庭や地域環境でのコミュニケーション不足などが影響していると言われています。

幸福度ランキングは、54位です。残念ながら、先進国7カ国(G7)中、最下位になっています。評価方法や文化的なことも関係していますが、他と比較して幸せを感じる傾向があることが影響している様子です。

ほとんどの子供が学校で学んでいる状態でもこのようならランキング結果になっています。
勉強ができる、できないが人生を決めていると思いますか?

知識を増やすために、勉強をするのではありません。人生の選択肢を増やすためです。しかし、これは後からいくらでも、また勉強以外でもいくらでも増やすことができます。

20代後半で、看護師国家試験合格
30代で、オーストラリア留学
40代で、ドイツ留学
勉強が苦手で嫌いですが、知識は身につけられていないが、『行動力』と『経験』を手に入れた。これは、人生において最も大切なこと。

まとめ
学校の(学力)成績が人生の成績ではありません。悩みながら、ネガティブな自分と対話する期間って、今の自分をぶち抜く充電期間となります。歩み始めたら、自ら必要な事を吸収していきます。人生100年の中の2.3年間、5.6年間です。今の学力低下は、何のデメリットにもなりません。

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