大人になってからの英語学習は、ほんとに難しいですよね。時間的制約、集中力、場所、生活スタイルなど、いろいろな要因があると思いますが、本当に難しい。
また、現在英語学習は大きなビジネス産業となっているため、英会話学校、英語教材など本当に多く、そして高額なものが多いのが現状です。残念ながら、質も様々です。
勉強の仕方も、参考書や単語帳など、自分でスケジュール立てをして実施していく方法を選択されている方も多いですが、このスケジュールをどう立てるかが、自己英語学習成功の大きなポイントになることはいうまでもありません。
時間・予算・計画、この三つは常に大きなポイントとなってくるのではないでしょうか?
先日見つけた学習方法…“MOOC”、この勉強方法が非常に有意義であることが分かったので、実際に行った感想も含め書き綴っていこうと思います。
MOOCとは?
Massive Open Online Courseの略で、インターネット上で誰でも無料で受講できる講義のことです。
講義内容のlevelと言えば、専門学校~大学レベルと言えます。なぜなら、ハーバード大学やスタンフォード大学、大手企業が講義内容を監修しているため、分野やコースも幅広く、質も非常にしっかりしていると言えます。
日本でも東京大学や京都大学なども参加しています。
講義終了すると、修了証の作成もでき、コースによっては大学での単位として認められる場合もあります。
講義内容とは??
受講期間はコースによって異なります。2.3ヶ月もあれば、半年のコースもあります。コースを選択すると、大まかなスケジュールが立てられているので、毎日やるのも良いですし、週末にまとめてやるのもOKです。
しかし、小テストの期限があるので、それは合わせないと修了証がもらえなくなるので、注意が必要です。
テキストをWeb上で読んだり、聞いたり、そして入力していくので、感覚的にはe-learningと同じです。また、自分で必要であれば印刷することも可能です。
さらに、もう少し理解したいと思った時には、補助文献やwebサイトのアドレスが記載されているので、そちらも使うとより効果的だと思います。
内容がわからない部分があった場合は、受講生同士の交流の場があるので、そこで議論をしあえます。またそこでは講師も関わってくれているので、一人で悩む心配もありません。
MOOC リスト
・edX
・Future Learn
・Udacity
・Canvas Network
・iversity
・gacco
英語を学習したいと思っている方は、上から3つがおすすめです。文法や英会話、TOFELやIELTS対策コースなどが多くあります。
Coursera と Udacity は、スタンフォード大学教員が設立されたそうです。そして、edXは、MIT・ハーバード大学が共同で設立しており、Future Learnは英団オープンユニバーシティが設立しています。つまり、講義の質には問題ないと言えます。
そして、日本でも実施されているのがgaccoです。講義数は少ないですが、日本国内の大学や企業が協賛しているので、一度訪れてみるのもよいかもしれません。
個人的な意見ですが、講義の質はやはり国外のものにはかなわない印象を受けてしまいますが、少しずつ拡大していっているので、今後期待できると思います。
私の体験…
私は、“edX”と“Future learn”にIDを作り、いくつかの講義を受講しました。結構仕事と子供との時間、そして勉強とハードではありましたが、スケジュール化されているし、小テストなどもあるので、モチベーションも保て無事に終了することができました。
なかなか仕事やプライベートが忙しく、勉強の時間が取れないと、簡単に怠けてしまったり、楽な学習を繰り返してしまう傾向が私にはあるので、MOOCは期限も決まっているし、やらねばと時間のやりくりをしたり、そして講義内容がしっかりしているので、やっている時も充実感があったし、終わった時は達成感もありました。
私は修了証がほしいわけではなかったので、小テストが間に合わなくても、講義自体は最後まで受けられるので、あまり気にしませんでした。それが良かったのか、最後までモチベーションは変わりませんでした。
自分自身を律することができ、しっかり学習スケジュールを立てて、自己学習が行える方は、そんなに思わないかもしれませんが、学生時代勉強が嫌いで、自分で自己学習をスケジュールを立てて行うことが苦手であったり、自分の学習スタイルをまだまだ模索している方は、スケジュールを立てやすく、講義内容の質がしっかりしているMOOCがおすすめだと思います。
今、自分の受けたい講義がまだ始まっていないので、エントリーが開始したら、また始めたいと思います。
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