子供に自転車を買う時に、価格・サイズなどを考えると思いますが、まさかの盲点があったなんて初めて気が付きました。
これを知らなかったら、子供の新車が使えなくなるところでした。
今回、子供の自転車を購入する時に特に気を付けることについて、話していこうと思います。
ネットと実店舗購入
ネット購入の・・・
・安価
・種類が豊富
・自宅まで配送可能
デメリット
・初期不良の対応がやや複雑
・組み立て必要なケースが多い
・試乗不可能
実店舗購入の・・・
・試乗可能
・初期メンテナンス可能
・乗車後の保証が安心
・スタッフへの相談やアドバイスあり
デメリット
・取り扱い車種がバラバラ(比較困難)
ネットで購入する場合、安価でマウンテンバイクやクロスバイクなどのかっこいい自転車を選ぶことができるのは、やはり嬉しい。しかし、その反面サイズ表記があっても、実際の私情はできないため、届いてから実際の子供の身体のサイズに合っていないなんて問題が起きやすいとも言えます。そして、もちろん完全組み立ての状態で配送されるケースもありますが、80〜90%組み立て済みという形で配送されるケースが多く、組み立て簡単と説明がありますが、ここで結構問題が起っているケースが後を絶ちません。
そのため、多くの方が実店舗の購入を勧めています。試乗できるし、渡される前にメンテナンスを行なってくれるので、上記の心配がないからです。ブレーキ周りにトラブルを抱えるのは、本当に命取りだからです。
ネット購入後、自転車屋さんに持っていって、見てもらうということも可能かと思いますが、要相談となる場合がほとんどです。
最大の問題:学校指定
通学している学校によって、子供の乗る自転車の指定がある場合があります。
例えば・・・
・T字ハンドル禁止
・荷台のカゴが必要
・片側スタンド禁止
・自転車の色
・ヘルメットの色・・・など
上記はある中学校の指定自転車項目です。中学校に上がると、通学で使う場合もありますが、通学禁止でも部活の他校遠征に使う場合があるので、この学校指定以外の自転車を購入した場合、学校関連で使うことができません。
実店舗で購入の場合、スタッフが必ず聞いてくるケースがあります。スタッフに話を聞いたら、「お子さんが自転車を購入する場合は、必ず学校指定があるかを確認するようにしています」と答えてくれました。
中学入学を控えているお子さんは、小学生の時に使っていた自転車がそのまま使えるとは限らないということです。
自転車を購入する場合は、子供が通学している学校に、自転車指定があるか相談するのは必須です。
私達の場合
子供の自転車を購入する場合、基本的には実店舗で購入する事を検討していました。なぜなら、前輪やサドルだけの9割完成品で30分位で組み立てられますという自転車でも、結構ブレーキに問題が起きたり、組み立てられている部分でも、問題が起きていたりするので、子供の自転車では安全が最優先項目だったからです。
しかし、実店舗に届けてくれて、完全完成品を受け取れるネット販売店もあります。そのため、自分での組み立ての不具合や引き渡される前にメンテナンスをしっかり行ってから渡されるので、上記の心配はなくなるので、ネット購入も検討できると考えました。
実店舗では、取り扱い車種の違いがとても大きかったです。ギアなしで、12000〜14000円台もありました。またギア付でも、2000〜3000円の差が出ていました。自転車は決して安価な買い物にならないため、価格は非常に悩ましい部分でもありました。
ネットでめぼしい車種を見つけておいて、その後に4件の実店舗も見に行くことにしました。子供を連れて、いろいろと連れまわすのは難しいと考えたからです。
しかし、ここで大きな問題が発覚したのです。そう、「学校指定」の存在です。これには本当にビックリしました。サイズと形、そして価格で考えていた自転車探しの根底を崩してしまう要因だったからです。ショップ店員が聞いてくれなかったら、全く使えない自転車を子供にプレゼントしてしまう所でした。先に述べた厳しい学校指定の基準もこの時に教えてもらえました。
実店舗に行かなかったら気が付くことができなかった情報でした。スタッフとの相談は本当に思いもよらないことに気が付かせてもらえるので、ネットだけで探して購入してしまっていたら、大変なことになっていました。感謝です。
4件中、3件の自転車屋のスタッフから、学校指定について聞かれました。(内1件はホームセンターの自転車売り場で、スタッフが駐在していない)
今回は残念なことに、ショップ店員は子供の通学する学校の情報を持っていなかったので、中学校のホームページで情報を探したのですが、載っていませんでした。そのため、中学校に直接電話で確認したのです。
結果として、学校指定はなかったのですが、高級な自転車やそのように見える自転車は避けてほしいとのことでした。学校としては、責任がとれないからだそうです。確かにその通りだと思いました。
子供には予算を伝えて、一緒に実店舗を見に行きました。ネットは、実店舗で子供が気に入るものがなかった時に、検討することしていました。やはり、試乗して子供の自転車を決めたかったからです。
私が候補に上げていたのは、予算内であることはいうまでもありませんが、コスパが一番良い自転車を置いていた自転車屋さん、ギア付きで一番最安値の自転車を置いている所、そして購入後のサポートが充実している自転車屋さんでした。
娘と買い物ついでに、3件の自転車屋さんを見に行くことにしました。
一番最初に伺ったのは、自宅に一番近い、個人の自転車屋さんでした。ここには、コスパの良い自転車があります。
何が良かったのかというと、見た目がスタイリッシュで、オートライト付きでした。そしてなにより変速ギアが、あのシマノ製(世界でとても有名な日本の自転車部品メーカー)かつ、予算内だったのです。
体格や身長などもあるので、サドルを合わせて試乗させて頂きました。
即決でした。この自転車が気に入ったとのことで、ここで絶対購入したいと話してくれました。
後は、2つの自転車屋さんは買い物での帰り道にあるので、一応立ち寄ったのですが、子供からは、「沢山自転車があるけど、全く心が惹かれない。」と話してくれたので、一度帰宅後に最初の自転車屋さんに行き、乗車できるように調整をして頂き、購入しました。
もし一店舗のみで自転車を決めに行っていたら、選択肢も非常に狭いし、しょうがなく選ぶということもあったのかも知れません。
まとめ
結果として、子供の満足のいく自転車を選び、プレゼントすることが出来ました。自分の物ではなくて、最愛の子供の使う大きな買い物ですので、この3つの大切なことを少し意識して頂くと、子供の笑顔に繋がる自転車に出会える可能性が上がると思います。是非、検討して見てください。
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