ドイツで、日本から持ってきたシャンプーが使えない!? ~硬水と日本製シャンプーの相性と私の体験~

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ドイツに来て、日本から持ってきたシャンプーが泡立たない。

水のせい? でも、洗えているから大丈夫…なんて思っていたら、大変なことに。

どんなに高価な日本製のシャンプーを使っていても、ヨーロッパに来て使うこと頭皮や髪のトラブルに巻き込まれることがあります。

今回は、硬水洗浄で日本製シャンプーを使用したことによる起こるトラブルと実際の体験談を書き綴って行きたいと思います。

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硬水とは

<WHOの基準>
軟水:60mg/L
中硬水:61-120mg/L
硬水:121-180mg/L
超硬水:181gm/L以上

硬水は、カルシウムとマグネシウムの量によって規定されています。

日本は地域によって硬水の地域もありますが、基本的には軟水となります。

そして、ドイツを含むヨーロッパは硬水となるのです。

東京都とドイツのデュッセルドルフの水質を比較すると…

硬度 82mg/L(日本) 245mg/L(デュッセルドルフ)
カルシウム 23mg/L(日本) 81mg/L(デュッセルドルフ)
マグネシウム 5mg/L(日本) 11mg/L(デュッセルドルフ)
ナトリウム 23mg/L(日本) 44mg/L(デュッセルドルフ)
 ※2012 東京都水道局 と 2013 Stadtwerke Düsseldorf の比較

ちなみにベルリンは、平均302mg/Lであるため、”超硬水”に分類される地域となるのです。

参考記事:硬水と言われているドイツの水、本当に安全なの?

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硬水と洗髪

硬水下で日本のシャンプー使用時の主な感想
・泡立ちが少ない
・頭皮がかゆい
・髪がごわごわする

主な3症状と言っていいほど、ヨーロッパ旅行者や滞在者は、この3つはよく感じることとしてあげられます。

この原因としては、日本のシャンプーと硬水との相性にあります。

先ほどにもありましたが、日本のシャワー水は「軟水」なので、日本製シャンプーは軟水で洗髪した時に効果があるように作られているからなのです。

日本製のシャンプーと硬水の化学変化

一般的に、硬度120~180mg/L以上の水での使用では、日本製(アルカリ性)石鹸は、使いにくくなります

これは、硬水に含まれているカルシウムとマグネシウムが石鹸成分と化学反応を起こすからです。。

つまり、カルシウムとマグネシウムが石鹸成分と結合して、「石鹸カス」となってしまうのです。この「石鹸カス」には、残念ながら洗浄効果はありません。そして、水に溶けづらいという性質があるのです。

シャンプーも同様のことが起こるのです。

石鹸カスの影響

・洗浄効果なし
・水に溶けづらい → 泡立ちづらい
・髪や頭皮に蓄積しやすい → 髪がごわごわ
・皮膚炎症の引き金になる → 頭皮の痒み
※硬水自体では、炎症を引き起こすことはない
・必要以上に落とそうとしてしまう → 乾燥肌

大体、硬水下で日本製シャンプーを使用した3大症状に当てはまるとは思いませんか?

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対策:硬水下での洗髪の工夫

・現地のシャンプー使用 / 硬水対応シャンプーの使用
・軟水シャワーヘッド使用
・トリートメント使用
・洗髪回数自体を少なくする

・現地のシャンプー使用 / 硬水対応シャンプーの使用

現地のシャンプーを購入するのが一番早くて、効果的と言えます。

なぜなら、硬水使用で洗浄効果が最高となるように設計されているからです。

旅行者や短期滞在者も、現地のショッピングを楽しめるので、一石二鳥ではないでしょうか。

しかし、どれを購入して良いか分からなかったり、やはり日本で用意していったほうが安心という方もいると思います。

ドイツを代表するナチュラルコスメ【ロゴナボリュームシャンプー&コンディショナー】がおすすめです。

シリコン・石油系0%であり、合成防腐剤も使用されていないため、髪にも頭皮にもダメージを抑えつつ洗髪が行えます。

・ドライシャンプー

スプレー(ミスト)・ジェル・パウダー・シートタイプ等があります。

硬水使用での「石鹸カス」が作られないので、効果は期待できます。また、ドイツでも数多くのドライシャンプーが売られているため、現地の人も愛用しています。

ただ、すべてドライシャンプーで大丈夫かといえば、難しいです。

洗浄力は、シャンプーより弱く、長期使用では皮脂汚れたまり、臭いが強くなるとの情報もありありますので、あくまでもサブ的な利用がよいと思われます。

・軟水シャワーヘッド

現地で自分に合ったシャンプーを探すのが大変だと感じ、日本製の自分に合っているシャンプーを使用するのであれば、シャワー水を軟水に変えてしまうというのが、手っ取り早いかもしれません。

こちらのイオナックシャワーヘッドは、一見少し高価な感じがしますが、壊れるまで使用できる点と、フィルター自体も3-4カ月くらい効果持続するので、1500円位のシャンプーを使用している方なら、ランニングコストはあまり変わりません。また、700~1000円位のシャンプーを使用している方は、石鹸カスの影響や入浴時の硬水による肌感覚のストレスなどを考えたら、大いに考慮する価値があります。

もし、軟水シャワーヘッドまではちょっとと考えるのであれば、少し手間ですが最後のすすぎだけ軟水ミネラルウォーターで流すという方法も、考慮してもいいかも。

・トリートメントを良質

ヨーロッパ地域は乾燥しています。そして、ドイツも同様のことが言えるので、乾燥地帯では、硬水の影響に加えて、気候的に髪へダメージを受けてしまいます。

そのため、トリートメントをワンランク上の物を使用するというもの効果があると思います。

特に、効果的なのは、流さないトリートメント(アウトバストリートメント)がおすすめです。

これは、入浴後のタオルドライ後(ドライヤー前)につけるトリートメントです。

イメージ的には、流すトリートメントは髪の内部補修で、この流さないトリートメントは髪の外部補修という感じでしょうか。

注意点は、付けすぎないことです。頭皮にまで付けてしまうと、痒みやフケの原因になるので、適量使用が好ましいです。

・洗髪自体回数を減らす

ヨーロッパの人は、基本的には毎日洗髪をするという感覚がありません。

イギリスの女性の60%は毎日シャワーを浴びずフランス人は3日一回しか洗髪をしないそうです。(サイト:アメリカ部より)

気候的に、空気が乾燥してため、日本と比べて 頭皮のべたつきが少なく、硬水洗浄での髪のダメージを軽減したいということからだそうです。

確かに、ヨーロッパ旅行をしていますという日本人の女性の写真で、ごわごわしてしまっている髪の方多いのは、洗髪習慣で毎日行っていることも影響しているのかもしれません。

ただ、現地の人と日本人の頭皮の質が違うという専門家もいるので、単純に週1.2回の洗髪にしますというよりも、2日に一回の洗髪やドライシャンプーの使用を考慮して、硬水での洗髪回数を調整するというのが良いのかもしれません。

私の場合

私は、やはり旅行の習慣なのか、ドイツに来る時に、スーツケースに小さいボトルと詰め替え用の日本製のシャンプーとトリートメントを用意していました。

現地語が分からないことと、どれが自分に合っているか分からないため、始めは日本製を使用と考えたからです。

この時は、硬水とシャンプーの相性なんて、お恥ずかしいことに知りませんでした。

もちろん、ボディソープの同様に準備していました。

まず、シャンプーとボディソープとでは、あからさまにボディソープは泡立ちが悪かったです。そのため、使用量が必然的に多くなってしまっていました。

シャンプーは、始めは少しの泡立ち悪さがあり、目立ったのは泡がなくなるのが早いということでした。

髪が汚れている? シャワーで濡らし足りない? ・・・いやいや、これは硬水がシャンプーの石鹸成分と結合していったからなのだと後から知りました。

当初は、泡立ちの状態から、二度洗いが習慣していました

その後、4.5日後から、フケ?のような物が少し気になり始めました。

そして、1週間ほどで頭皮の痒みが出てきました。

頭皮がしっかり洗えてないのか? 枕が汚れている?

特に頭皮はぬめっとはしていないし、臭くもない。
頭皮をしっかりマッサージするように洗っても効果なし。
枕をこまめに干して、枕カバーもしっかり洗っても効果なし。
枕にタオルを敷いたりしても、やはり効果なし…。

そして、色々調べた結果、硬水と日本製シャンプーの相性が悪いことを知ったのです。

本当に頭のかゆさは、結構つらかったんですよね。

もったいないと思ってしまい、結局頭の痒さを我慢して、使い切りました。なにせ、結構良いシャンプーだったんですよね。

そして、現地の一番安いシャンプーに切り替えて見たのですが、その2.3日後にピタッと頭の痒さが消えてくれました。もちろん、フケのようなものもなくなりました

日本の高価なシャンプーから、現地の最安値のシャンプーに切り替えただけ。

これは、硬水との相性でここまで違うのかと本当に驚いてしまいました。

現地の他の日本人の方のブログにも、やはり日本製のシャンプーで痒みやフケに悩まされて、現地のシャンプーに変えた途端に症状がなくなったと書かれていた方も多数いました。

自分に合った化粧品を持ってくるのは、大切ですが、自分に合った日本製のシャンプーを用意してくることはおすすめできないかなぁって思います。

もし、用意するのなら、硬水でも洗浄効果があるシャンプーを持参するか、現地購入がおすすめだと強く思います。

最後に

自分に合った物を携帯するのは、旅行では必須ですが、現地にそれが使えるかどうかの判断も重要だということを私は今回の経験で知ることができました。

100円ショップにも売っている携帯ボトルに、シャンプーやリンスを入れる時は、国内旅行時にしたほうがよさそうです。

ドイツは、硬水地域なので、旅行の際は現地調達か、日本で硬水でも使用できるシャンプーを持参するなどした方が謎の頭皮の痒みや髪のごわつきに悩まされずに、楽しい思い出が作れると思います。

この記事が、役に立ってくれることを祈っています。

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