ドイツの交通機関、慣れば日本よりも使いやすいかも! ~ベルリンでの使い方と体験談~

ドイツ移住

ドイツ語がわからない私が、公共交通機関を使ってみました。

日本と比べて、大きな違いがいくつかあるため、理解しなくてはいけない部分もありますが、チケットが共通なので、理解したり、慣れてしまえば、非常に使い勝手のより移動方法だという事がわかりました。

私の体験談も踏まえて、公共交通機関(Uバーン・Sバーン・バス・トラム)の使い方やアドバイス等を書き綴って行きたいと思います。

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チケットの購入場所

・Uバーンの各駅

・Sバーンの各駅

・バス停(すべてではない)

・バスの運転手

・トラム内発券機

電車(S/Uバーン)は、各駅のホームにある印象があります。

発券機があるので、ディスプレイで購入チケットを選んでチケット購入します。

もちろん始めはドイツ語で表示されていますが、英語表記にも変更できるので、そちらの方が読みやすいかもしれません。右側のサイドバーに変更ボタンがあります。

バスの場合は、運転手から直接購入します。

英語がわかる人もいれば、出来ない人もいるので、ちょっと難しさがあるかもしれません。

もし、心配なら、S/Uバーンの駅で先に購入して、打刻をバスで行うなんていう方法もあります。

チケットを購入する時の注意点

もちろん、カードもお札も使えるのですが、小銭を必ず用意しておいてください。日本のように小銭切れですぐには解消してはくれません。そして、大体そういう場合は、近くの発券機も同様のコインなどが使えなくなっています。

※バスでは、現金購入のみです。

また、バスなど有人購入の場合も、大きなお札などは、少し嫌がれるそうです。

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チケットについて

Uバーン・Sバーン・バス・トラムとも、BVG(ベルリン交通局)が管理しています。

そのため、チケットはすべて共通です。

発券場所によって、カードタイプか、薄い紙タイプかは異なりますが、使用用途は変わりません。

基本的に、チケット購入時に選択する項目は、3つだけです。
・チケットの種類
・区画選択
・大人/子ども料金の選択

チケットの種類

片道チケット(Einzelfahrschein)
・2時間以内であれば、乗り換えOK
・往復に使えない

回数券 4枚(Fahrten-karte)
・2時間以内であれば、乗り換えOK
・往復に使えない
※片道チケットを一枚ずつ購入より安い

短距離チケット(Kurzstrecke)
・S/Uバーン 3駅
・バス/トラム 6駅
・乗り換え不可

一日チケット(Tageskarte)
・翌朝3時まで使用可能
・往復使用できる

それぞれ使用用途に合わせて、購入すればよいと思います。

しかし、いくつか注意点があります。

それは、片道や回収券の2時間有効の意味です。2時間なので、どこかへ行って帰ってくるのに2時間で使えてとても良いのではないかと思われますが、なんと往復で使えないということです。

これは、あくまでも片道チケットであるからです。

そして、出発点に向かっている場合も往復とみなされる場合があるということなのです。

つまり、最小限の過失で、細かいことを考えずに使いたいということでしたら、始めのうちは、1日券以上のチケットを使うのが良いかもしれません。

一日チケットは、3回以上片道チケットで元がとれる料金になっているので、往復+ちょっとなので、規則違反するより、現実的かもしれません。

そして、仕組みがわかってきたら、それぞれのチケットを購入していけばよいと思います。

ちなみに、打刻を忘れないようにしてください

発見と同時に打刻もされているのは、バス運転手から直接購入する場合のみです。

それ以外は、無人の打刻機で打刻しなくてはいけません。

打刻していない場合は、例えチケットを持っていても、違反対象になってしまうのです。

チケットの確認は、見回り検札官が行います。

毎日、毎回チェックをしているかといえば、そうではないかもって思うほど、ほとんど遭遇しません。だからといって、頻度を考えて無線乗車していて、見つかると問答無用で罰金となります。

また、私たちはあくまでも異国民であり、日本人の代表にもなりえてします立場のため、安易な考えでの違反は、自分の首を締めることはもちろん、他の日本人へも影響を与えてしまうため、くれぐれも安易な行動はされないようことをおすすめします。

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区画選択

ベルリン内の移動では、ほとんどAB区画でいけると思います。ちなみに、テーゲル空港もB区画です。

C区間は、ボツダム観光やシェーネフェルト空港などになるので、少し離れた場所になっています。旅行や観光でそちらへのアクセスを考えている時は、区画選択で「C」が加わっているチケットを購入してください。

旅行・観光者におすすめ交通チケット

ベルリンシティツアーカード(City Tour Card)

ベルリンウェルカムカード(Berlin Welcome Card)

旅行としてドイツに来ているなら、是非とも考慮してもらいたいチケットがあります。

この両チケットは、乗り放題券と各観光名所の割引券がついているのです。

ウェルカムカードの方が、割引きの観光場所が多いので、おすすめです。

しかし、金額が二つとも違うので、旅行プランで検討してみれてください。

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各交通機関の特徴

Uバーン(地下鉄)
・平日5‐10分毎
・始発4時半~翌日1時半
・週末24時間運航 30分毎
駅内でWifiが使える
・各駅停車

Sバーン(近郊電車)
・始発4時半~翌日1時半
・週末24時間運航 30分毎
・各駅停車

バス
・各駅停車ではない
・WiFiが使えるバスもある。

トラム(路面電車)
・各駅停車ではない
・町中観光ができる

どこにホテルを使うかやどこに観光するか、そしてどの地域で住んで活動しているのかによって、使う交通機関は変わります。

旅行者や、まだドイツ生活を始めたばかりの方は、Google Mapのお世話になると思います。

そのため、Uバーンは非常に使いやすいと言えます。なんせ、Free WiFiが使えるのですから。

ただし、車両の中では通信が切れてしまい、あくまでも駅内だけになってしまいます。

フリーSIM携帯を持っていたら、現地でプリペイドSIMを購入して使えるようにしておくのもおすすめです。(現地でSIMを購入して使えるようにする記事は…こちらです。)

もし心配なら、自分のスマホを現地でも使えるようにしておくか、旅行者や短期滞在者でしたら、日本でWiFiルーターを用意 しておくといいかもしれません。

UバーンもSバーンも、各駅停車で安心ですが、各ホーム上で駅名を見つけづらい印象があります。特に、Uバーンだと地下鉄なので、見た目が似たり寄ったりで、判別がつきづらいです。

そのため、車両上に電光掲示板や液晶で次の駅を知らせているので、そちらが見える所に乗ることをおすすめします。

バスは逆に、各駅停車ではないため、初めていく場所は目印などもわかりづらいため、降りるバス停名が表示される液晶をみながら、下車ボタンを押すと良いと思います。

S/Uバーン・バス・トラムは、下車したい場所についたら、扉を開けるボタンを押してから扉が開きますので、覚えておいてください。

日本との大きな違いとしては、(S/Uバーン)各駅の改札はありません。そのため、乗車時の打刻のみになるので、降りたらそのまま駅から出て行って大丈夫です。

私の体験

ドイツ語がわかならい私にとって、交通機関を使うのは少し勇気がいりました。

活動範囲内は、ほとんどUバーンで行けることがわかったので、まずはチケットの購入方法を調べて、そして英語表記にすることで購入できました。

Goole Mapは事前に目的地の検索をして地図を開いておけば、オフモードでも自分の位置などをトラッキングしてくれたので、WiFiが使えなくても、ほとんど困りませんでした。また、Uバーンの駅にいけば「Free WiFi」があるので、検索しなおしたりできるので、とても助かっています。

まず、一番不安になったのは、改札がないので、駅から出るときや、乗り換え時に打刻をしなくていいのかでした。結果としては、はじめだけの打刻で大丈夫なのですが、その情報記載をネット等の検索でみつからなかったので、とても不安でした。

後日、エイジェントに確認したら、大丈夫との返答をもらえて安心できたのです。

次に、ほとんど検札官に合わないことです。また、通勤・通学時間帯などは、とても多くの人が乗り込んだり、降りたりするし、チケットを見せない人も結構いるようで、この検札官の役割は機能しているのかと思ってしまいました。

イメージとして満員電車やバスの中で、一人ひとり確認できるかということです。

・・・がしかし、ここは他国です。そうは言っても、違反であることを平然と行うことはできないという自制心が強くあったので、見つからないだろうから、自分もやろうとは微塵もおもいませんでした。

Sバーンやトラムは、「世界の車窓から」のイメージかな。風景がとても変わったりするし、トラムは町中を張りるので、窓からの景色だけでとても楽しめます。

バスは、私にとって、気が気ではありません。なんせ、各駅停車でないことに加え、アナウンスがドイツ語、そして、もしチケットを持っていなかったら、運転手からチケットを購入しなくてはいけないからです。

Google Mapで行先検索して、バスが最短ルートや乗り換えが少ない場合でも、恥ずかしながら、バスは極力避けていました。バスに乗ってみると、結構使いやすいことがわかりました。でも、やはり下車する場所が心配なので、停車名が表示されるディスプレイを常に確認するようにしています。

英語がすべて通じるわけではないので、使い慣れるまでが大変かもしれませんが、事前に調べたりすることができれば、非常にリーズナブルに移動できることがわかりました。

最後に

日本の交通機関に慣れていると、少し勝手が違うし、言葉の問題もあるため、初めての使用では、かなり緊張してしまうかもしれません。

しかし、チケットは日本よりも種類が少ないため、行先をあまり気にしないで購入できるし、乗り降りもシンプルなので、事前に調べるか、慣れてしまえば、とてもスムーズに移動できると思います。

ぜひとも、ドイツでの公共交通機関を使ってみてください。

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