本当に、体重が増えてきた。やる気スイッチが入らない。う~ん、、、。
一時はしっかり運動をして生活のメリハリもあり、身体も軽かったのですが、一度運動を辞めてから、少しずつこんな状態になっていきました。
そこで、これはやばいと思い、もう一度運動習慣をつくり、健康も含めて生活リズムを整えようと考えました。
今回注目したのは、噂の「2週間で10kg減量できるHandclap」です。
2週間行って、いろいろと変化が見られたので、私の体験体験を含めてここに書き綴っていきたいと思います。
ハンドクラップとは
ハンドクラップは、アメリカのバンド「Fitz and the Tantrums」の曲を韓国のYouTuber Josh & Bamui がエクササイズ動画を投稿して、様々な方がハンドクラップダンスを投稿したり、減量に成功したなどの動画投稿などで、一気に広がりました。
日本でも、非常に広がり、2019年に女子中高生が選ぶ「JC・JK流行語大賞」にも選ばました。そして、2020年に入り、コロナ自粛により、再び注目され始めています。
ハンドクラップのダイエット効果
・痩せやすい体質
消費カロリ
ウォーキング 30分間 約150kcal
ランニング 30分間 約200kcal
同じ運動量でも、ランニングと比べても非常に運動効率は、非常に良さそうです。プロスポーツでもトレーニングに取り入れています。
痩せやすい体質
消費エネルギーの中で、基礎代謝に70%も使われます。そして、基礎代謝力を増やすためには、筋肉量を上げることも有効なのです。ハンドクラップダンスでは、体幹バランスも鍛えられるため、インナーマッスルに同時に鍛えられます。
有酸素運動により、血液循環も促進され、筋肉も同時に鍛えられるため、徐々に痩せやすい体質へ変化していくのです。
ハンドクラップによるストレス発散効果
リズム運動は、セロトニン(幸せホルモン)やドーパミン(快楽ホルモン)が放出されやすいと言えます。これらのホルモンは、ストレス解消にとても関係しています。
つまり、ハンドクラップの運動は、楽しい音楽を聴きながら、リズム運動をするという意味で、非常に効果があると言えます。
私の実際
「2週間で10kg減量」というキャッチフレーズは、非常に魅力的です。しかし、音楽音痴でリズム音痴、なおかつ恥ずかし屋の私では、ちょっと仕切りが高いように始めは思っていました。でも、この自粛期間の中で、自宅内で、特にだれにも見られないという環境では、ちょっと頑張ってみようと思えました。
実際に、定期的な運動を止めてから、徐々に体重は増えてきており、また何より疲れやすい、睡眠状態の変化に加えて、生活にメリハリがなくなり、だらだらしてしまうようになってしまいました。
運動習慣がなくなってしまった状態から行うには、何か精神的な支えや自分が負けないように出来る環境が必要であったため、私はYouTube動画を使うようにしたのです。
YouTuberの方の「誰も見ていないよ」「上手くできなくてもいいよ」「頑張ったね」などなど、運動中に笑顔でメッセージをもらえるのは、本当に大変さよりも、楽しさが勝ってくれるので、続けることができました。
・10~20分間の有酸素運動
・15分間のハンドクラップ ※週末:30分間モード
体重:73.1 → 72.7kg (1kg未満の減少)
BMI:22.81 → 22.69 (1%未満の減少)
人によっては、3~7kg痩せたという方もネット上では見られているので、個人差があると思いますが、私には体重減少効果は非常に薄かったようです。また、さらに一週間追加の合計3週間の取り組みでも、顕著な体重の減少は見られませんでした。
これは個々の肥満率や日常生活活動量などが大きく関与しているのだろうと思います。
私の体形的には、適正体重よりは多いですが、BMIでは標準枠内です。また、ハンドクラップは、結構汗もかくし、足の裏やふくらはぎの筋肉痛なども起きるくらいの運動量ですが、消費エネルギーは、150~300kcal (15~30分間)です。つまり、食事などでの摂取カロリーと比べて、消費カロリーはかなり少ないことがわかります。
2週間のハンドクラップでは、約1~3kgの方が多いようですが、ハンドクラップ8カ月位で10kg程減量に成功した人もいるようなので、体重減量効果はありますが即効性はないことがわかりました。
しかし、長期的には体重減少に繋がる可能性があることから、基礎代謝力が上がるなどの痩せやすい体形作りには効果があるのだろうと思います。また、二の腕や足などの部分痩せ効果があった人もいるようですし、私も動作時なども含めて体幹バランスがとてもよくなった実感があるため、スタイル向上や維持に効果はあると思います。
体重減量のことだけみれば、即効性はあまり感じませんでしたが、他のことで驚きの効果が見られました。
・ストレスコントロール
ハンドクラップをすると結構疲れます。最初の3~5日は筋肉痛に襲われてびっくりでした。しかし、その効果もあってか、運動後の仕事や勉強へのやる気スイッチが入りやすくなったのと集中力が上がった実感がありました。また、不思議と動きは繰り返しになるので、ある程度できるようになると、頭をあまり運動に使わないんでしょうね。その代りに運動しながら突然最近の悩みや取り組んでいることの解決アイデアが浮かぶようになりました。
つまり、何事にも億劫になったりなどのだらだら生活から、生活にメリハリがつくようになりました。
そして、音楽に乗って運動することはとても楽しいのです。ずっと同じ動作が繰り返されるので、単調でなかなか続かない人もいるようでしたが、私は結構楽しんで出来ています。続けられないのは、体力的な問題だけかなって感じです。また、私はYouTube動画を使って運動しているので、私も一緒にかっこよく踊りたいなどの欲が出てしまったり、動画中のメッセージに励まされたりして、本当に楽しんで行えています。
そのため、ストレス発散には当然効果を発揮しており、またその日一日のどんより感や意味わからずのイライラも非常に減少しました。
体重減量を狙って行うというよりは、生活を楽しく過ごすためという方が効果が大きいように感じています。
最後に
2週間で10kg減少というキャッチフレーズはとても魅力的であり、私もこのフレーズが始めるきっかけになったのは事実です。確かに体重は減量しますが、短期的な減量は認めませんでしたが、長期的に見れば体重減量は見込めそうなので、個人的にはその方が健康的と言えます。
さらに、そのほかの効果が絶大であったのと、なによりとても運動が楽しいと感じさせてくれるので、多くの方におすすめできます。
運動不足で何か悩んでいて、運動を始めようと考えてジムにいったり、自宅での筋トレを始めようとしているが、なかなか腰が重いと感じている方は、まずハンドクラップを始めてみてはいかがでしょうか?上手くできなくても気にしなくて良いし、楽しく運動できることから始められると、継続しやすいはずですよ。
コメント