かかとのガサガサって、本当に嫌‼ でも、数分のケアで劇的に改善するって知っていますか?~ひび割れ原因と体験からの大切な気づき~

ガサガサかかとひび割れ ケア健康

かかとの皮膚が硬い、そして所々がひび割れている。痛みもなければ痒みもない。しかし、夜に家で素足で歩いている時に、「痛っ!」。

触ってみたら、かかとの皮がめくれていた。
そう、ひび割れが進行していたんです。
素足好きの私が、ケアを怠けていた結果でした。

現在、新しい気づきとともにケアを再開し、症状は改善しました。

改めて、かかとのひび割れについて気が付いたことがあったので、同様にかかとのひび割れや乾燥を少しでも気になっている方へ向けて、少しまとめて行きたいと思います。

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かかとのひび割れの原因

・皮脂腺なし
・乾燥
・血行不良
・過剰な刺激
・古い角質がたまる
・腎臓負担
・水虫 白カビ

・皮脂腺なし

 皮膚の保湿のためには、皮膚の水分量が大切です。それともう一つ、その水分を皮膚の中にとどめておく保持力が必要です。

 皮膚には「汗腺」と「皮脂腺」があります。汗腺は、水分を出してくれます。つまり、皮膚に潤いを持たせてくれます。そして、皮脂腺はその水分をとどめておいてくれる作用があります。

しかし、足には「皮脂腺」がないのです。つまり汗はかくが皮膚の中やその周りの水分を保持することができないというわけです。

そのため、生理学的に足の裏…かかとは非常に乾燥しやすい部分だといえます。

・乾燥

 乾燥季節や足の乾燥環境は、ダイレクトに足の皮膚乾燥に影響を与えます。それは、先に説明した通りの「皮脂腺」が足にはないため、足の水分が逃げる一方だからなのです。

 冬などの乾燥季節に加えて、エアコン化や素足状態などの乾燥環境の中では、さらにかかとの乾燥を悪くしてしまうのです。

・血行不良

 足は、心臓から非常に離れています。つまり、栄養が届きづらい部位であるともいえます。

さらに、足がむくんでいたり、筋肉量が足りないとさらにとどきづらくなるので、かかとの血行は他の部位よりも弱いと言っても過言ではありません。

・古い角質がたまる

<新しい皮膚が出来る周期の目安>
顔:28日周期
  足:120日周期

 乾燥しやすい部位・血行不良などのバックグラウンドがある状態であるため、新陳代謝が他と比べてあまりよくありません。

そのため、新しい皮膚と切り替わる周期が他の部位よりも遅くなるとも言われています。そのため、古い角質がたまりやすいく、さらにその角質は血行がわるいので、ひび割れしやすいのです。

・過剰な刺激

<重心のかかる割合> 
 3(足先):7(かかと)

 足の裏は、全体重を常に支えています。特に、かかとは重心を保つうえでも重要な役割をしています。

 生理的に血行や新陳代謝が良くない・皮膚の水分量が保ちづらいことから、過剰な刺激は毛細血管を損傷してしまいさらに、かかとの状態を悪くする可能性があると言えます。

 つまり、摩擦などです。サイズが合わない靴や素足での健康サンダルなどは、過剰な刺激になるので、注意が必要です。

・腎臓に負担がかかっている

 腎臓は体内の水分管理にとって、非常に重要な役割を果たしています。老廃物の除去に加えて、脱水時は尿量を減らして体内水分の保持を行ってくれています。そして、脱水状態だと腎臓への血行も悪くなるので、腎臓自身の機能も悪くなるので、飲水量に大切なようになるといえます。

また、漢方的な視点では、生殖系や性機能に関わるホルモンバランス整える経絡が腎臓を流れていると言われています。その経路がかかとへ繋がっているのです。そのため、かかとのひび割れなどに加えて、生理不順や性欲低下などの症状がある場合は、腎臓の状態が悪いかもしれないと推測できる場合があります。

・水虫:白カビ

 そして、最後に水虫などのカビ感染症です。角質は、カビにとっては大好物の栄養源になります。一般的にはかゆみがある水虫をイメージしやすいですが、かかとの水虫はほとんど痒みがありません。そのため、ただの乾燥やひび割れと思っていても、実は水虫:白癬感染症であることは少なくありません。水虫は自然治癒しません。根強く皮膚に隠れ、栄養たっぷりの角質に囲まれて生き残ります。そのため、しっかりとした治療が必要になります。

足の裏(かかと)の水虫簡単チェック方法
□足の皮膚が丸くむけている
□足の裏や縁に水ぶくれや赤い斑点がある
□自己ケアで一か月しても改善しない
□家族に水虫がいる

どのくらい該当するかやリスクがあるなどはあまり気にせず、上記のセルフチェックで1.2つ以上該当する場合は、医師へ相談してみることをおすすめします。

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かかとのひび割れの簡単お手入れ方法

毎日…
・入浴後、ホホバオイルやボディクリームなどをかかとに刷り込む
 その後、靴下を履く

一週間に2-3回程度…
・入浴(足湯)後、古い角質をやすり 軽石などなどで削る
  一方向でやする
  やりすぎない 7-8割り
  その後、クリーム+靴下

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保湿クリームについて

ビタミン配合タイプ
  ビタミンA:コラーゲンなどのタンパク質を増す
        ターンオーバーを促進する。
        →皮膚の回復周期を進めてくれる効果
  ビタミンE:血行促進 皮膚を柔らかくする 新陳代謝を良くする

尿素配合タイプ
  尿素:角質を少し溶かす
     水分保持量を増やす
     注意)刺激あり 割れたかかとは注意が必要で、痛みがある場合は無理をしないように。

ワセリン
  保湿という観点では、十分です。
※ネットでも、ワセリンの効果を示している情報は非常の多くあります。総じて、利点としては安価で効果があることです。しかし、即効性がないことと塗った後がべとべとするということです。塗った後は靴下を履くのは必須と言えるかもしれません。

保湿クリームの使用量

  人差し指先端から第一関節まで

 結構べたべたになる位です。かかとやひび割れている部分には刷り込むように塗っていく事が大切です。そのため、一回に使う量は、結構多い印象を受けてしまうかもしれませんが、そのくらいは必要ということです。

保湿クリームのタイミング

ベストタイミング:入浴後

 やはり皮膚に水分補給をしたの保湿とケアが目的なので、入浴後に行うのがベストタイミングだと言えます。

もし可能なら、寝起き後と入浴後の一日二回がおすすめです。忙しい方や朝時間が取れない方は、入浴後の一回でも十分効果が見込めます。そして、継続する事が最も大切な事だと言えます。

ビタミンA軟膏(レチノール)は紫外線に反応を起こす光毒性があります。そのため、夏のサンダル着用時などの足の露出時や素足などの時は、皮膚トラブルを起こす場合があるので、夜の入浴後に付けるのがベストタイミングです。
※商品によっては、紫外線に反応しない成分(パルミチン酸レチノール)を使っていることがあるので、購入時に見てみてください。

毎日継続して行えていれば、ひび割れの痛み 「3-7日ほど」で改善します。そして、一か月後ほどで綺麗になることが多いです。

もし、それでも改善しない場合は、一度医師へ相談するといいかもしれません。

私のかかとひび割れ体験と気づき

私は、素足が好きです。家の中では素足です。そして、靴も靴下も蒸れやすいので、すぐに脱いでしまう傾向があります。職場でも、座る時間があれば、比較的靴下を脱ごうとしてしまうほどです。
以前は、足を洗うのもめんどくさくて、シャワーですすぐ程度だったのです。もちろんクリームのケアなんて行っていませんでした。

そうしたら、足の縁に時々小さい水膨れや赤い斑点があり、かゆくなることがしばしば出てきました。もちろん、かかとはひび割れや非常に硬い角質でおおわれていました。

ひび割れは、引っかかる部分は小さいハサミで切り取ったりする程度しか行っていませんでした。

なんともずさんです。反省です、そうです、自業自得なのです。

ひび割れとその痛み、そして時折の足の縁の痒みなどは、やはり嫌なものです。
そうして、ようやく重い腰をあげて、足のケアについて調べたり、実施したりを始めたのです。

まずは、水虫が怖かったので、足はしっかり洗うようになりました。石鹸でごしごしと指で洗うようにしました。過剰な刺激はあまり好ましくないので、赤落としのような物は使いません。

そして、お風呂上がりには、しっかりとタオルで拭きとってからクリームを付けるようにしました。
一時期、クリームの浸透目的で、ラップなどで保護して10分ほどそのままなんて事もしましたが、めんどくさくなりやめてしまいました。

我が家は、フローリングなので、クリームを塗った後は結構滑るので、保温目的もあり靴下を履くようになりました。

お寝坊さんの私には、朝にクリームを付ける余裕がなかったのと、忘れることが多かったので、夜の入浴後のみのケアを行うようにしました。

効果としては、やはり3日後位で、ひび割れの痛みはなくなりました。見た目はそれほど変わりませんけどね。
一週間ほどすると、若干かさかさ具合が弱くなって来ている印象を受けました。
その後、徐々にひび割れが無くなって行き、1カ月ちょいほどであまり気にならない程度となりました。もちろん、水泡や赤い斑点もなくなりました。

個人差はあるかもしれませんが、一日一回のケアで症状は劇的に解消したようでした。

そして、素足好きの私は、治ったら、油断をして素足生活へ逆戻り。そう、誰が想像してもわかるように、かかとのひび割れ復活となってしまいました。

ここで、一つわかったことがあります。素足生活復活の時に、やはり水虫は嫌なので、入浴時の足洗いは継続して丁寧に行っていましたが、ひび割れはおこったということです。

つまり、保湿がいかに大切かということを今回のひび割れ復活で実感し、学ぶことができたという事です。

そして、現在行っているのは、夏は一日一回のかかとケア(クリーム&靴下)と、冬は朝晩の一日二回のケアを行うようにしています。

私は結構足が蒸れやすいようなので、煩わしくなったら、靴下は脱ぐようにしています。そして、落ち着いたら再度靴下を履くようにしています。

このおかげで、ひび割れや水虫などの悩みは解消することができました。

かかとのひび割れは、痛みを伴うことに加えて、サイレントキラーで水虫の侵入を安易にしてしまいます。そして、なにより見た目が良くありません。

人によってケアの仕方が変わったり、効果も個人差があるかもしれません。しかし、保水・保湿の継続が何より大切であり、そして2.3分程度の簡単な方法でひび割れが解消したり、予防もできます。

おしゃれは足元からと言いますし、第二の心臓は足の裏といわれもします。
まずは、入浴後に保湿クリームを付けることから、始めてみませんか?

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